会計事務所活用のススメ④
会計事務所の仕事は税金計算だけ!?-補助金業務もやってるよ!-
皆様、こんにちは。代表税理士の渡辺です。
前回は【資金調達】についてお伝えさせて頂きました。
「日本政策公庫・都道府県信用保証協会の融資制度を活用するメリット等」を感じていただけましたでしょうか。
今回は「会計事務所活用のススメ④」ということで、「公的な補助金制度」についてお話させていただきます。
ぜひ、最後までお付き合い下さい。
公的補助金制度の活用
開業時の資金の工面方法は融資だけではございません。
公的な補助金や助成金の活用も選択肢の一つですね。
これらの制度は経済産業省や中小企業庁、厚生労働省等の各官庁や都道府県のHPなどに記載されていますが多岐に渡っているので「自分にあった補助金」を探すことが大変です💦
そのような時はお役立ちのサイトを活用することをお勧めします❕
雇用・労働事業主のための雇用関係助成金
厚生労働省は雇用関係の助成金が主になっています。
※画像クリックでPDFが開きます。
キャリアアップ助成金は雇用を安定化させるため正規雇用を採用した場合の助成金です。
人員増大計画をお持ちの方には良い制度です。
その他各種制度を導入するための助成金がございます。例えば働き方改革推進や福利厚生制度の拡充についての助成金などです。
助成金の特徴は要件に当てはまれば概ね助成金の支給が確定することです。
もちろん助成を受けたときだけでなく継続的に会社の体制を維持していくことが必要となりますが、各種制度をしっかりと整えていきたいとお考えの会社様にはとても良い制度です。
事業活動の起爆剤となる補助金
経済産業省が中小企業向けに補助金をまとめたサイトがございます。
※画像クリックで外部サイトにつながります。
ちなみに愛知県では…
※画像クリックで外部サイトにつながります。
補助金の場合は先ほどの助成金と異なり応募した後に審査を通過することが必要になります。
補助金によって採択率(合格率)が異なりますが、30%程度の物もあるようです。
幸いにも採択された場合では補助金交付後数年間にわたって事業報告が必要な場合もありますので長期的な計画が必要になる制度になっております。
会社の事業計画を作成しながら補助金を活用して会社の発展につなげることができるのはとても良いことですね。
最後に…
助成金・補助金いずれも公的支援金になりますので適正申請が大原則です!
宜しくお願い申し上げます。