お知らせ

会計事務所活用のススメ① 

会計事務所のお仕事は税金計算だけ?

 

皆様、おはようございます・こんにちは・こんばんは。

代表税理士の渡辺です。

今回は各シリーズに渡り「会計事務所の本来の業務」・「会計事務所の活用方法」など、皆様が会計事務所を活用する上でぜひ知っていただきたい内容をお話しさせていただきます。お付き合いいただけますと幸いです。

 

 

会計事務所の本来の業務とは?

会計事務所の本来の業務は「法人税や所得税の税金を計算する」ことです。

そのために会計資料をお預かりして試算表の作成(過去の数字の計算)も合わせて行っております。

 

《いや待てよ…税金を払うためにわざわざ会計資料を準備し、毎月顧問料を支払う…しかし報告される試算表は何か月も前の数字だし、意味もよくわからない…それって時間もお金ももったいなくない?単なる税金計算なら今どきの会計ソフトを使って自分で入力すれば何とかなるでしょ!》

 

そう思われる会社様・個人事業主様もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

確かに…過去の試算表の話をされても意味がないですよね。

 

ならばもっとリアルタイムで試算表を作成して経営に活用してみませんか?!

試算表は税金計算のためだけにあるのではないのです!!

 

以下はある会社のA社長との会話です。

 

渡辺:社長! そもそも「利益が出ている、儲かっている」とはどのような状態であると思われますか?

 

A社長:そんなの預金残高が「増えていれば儲かっている」んじゃないの?

 

渡辺:それって本当ですか?預金残高に入っているお金は確かにお金ですけど、それは銀行から借りたお金ですか?売上が先に入金されているだけであり、後からの支払いはないですか?

 

A社長:たしかに…先月融資を受けたばかりだし、外注費の支払いもまだ終わってないからな…月末には預金残高が減ることになるな…

 

渡辺:そうなんです。手許にあるお金でも「どこから調達したか」辿っていくと必ずしも儲けたお金ではないことがあるんです。

 

A社長:そんなこと言われなくても僕の頭の中でわかっているから大丈夫だよ。

 

渡辺:そうですね。ではそれを「見える化」してみませんか?社長の頭の中の情報を試算表や決算書に反映させて皆さんで共有し現状把握や将来の方針を決めていくのはどうでしょう。

 

A社長:「見える化」いいね!従業員のみんなと会社の現状を共有できることは今後の企業経営において重要なことだね!

 

「見える化」はとても大切なことです。そのためにはぜひ「会計事務所を巻き込んで」下さい。

自社の経営環境を理解しながら健全経営を目指していきましょう!

 

 

最後のまとめ

預金残高≠会社の儲け

会社のお金が「どこから調達されたか」確認しましょう。

 


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